■新型コロナウイルス感染症ワクチン接種(ファイザー製)のこと
新型コロナウイルス感染症ワクチン(ファイザー製)接種を受けたのでその傾向及び対策について考える。
●一回目ワクチン接種(2021年9月3日(金))
新型コロナウイルス感染症ワクチン(ファイザー製)接種一回目を受けた。近隣の医療機関で医師に注射いただいたのだが、注射の痛みは全くなし。というか、刺された感触すらなく、えっ痛くないんですね、と言うと、うちはねー、という反応で、痛くなく打つコツがあるのだろうか。
ところが注射後15分の待機中、待合室のテレビでパラリンピックを眺めていると段々息苦しくなってきて、おやと思っていると次第に目の前が真っ白になり、これはまずいと近くにいた病院の方に、目眩がすると助けを求めた。
処置室のベッドに案内いただき、足を上げて横になると、一気に頭に意識が戻ってきて、気分が良くなる。とはいえ、5分ほど横になっている間、自分はどうなるの? ニ回目打てるの? え、死ぬの? とか、考えてたいそう不安になる。やがて病院の方に様子を聞かれたので、良くなった旨を伝え、待合室に戻って追加で15分の待機となった。
15分後、特に何事もなく、帰ることにする。この目眩が今後の副反応、二回目の接種に何か影響すること、気をつけることはないかを伺ったところ、受付の方が医師にご確認くださり、回答はファイザーのワクチンとは関係ありません、とのことであった。
はてと思い、その話をInstagramでしたところ、知人から血管迷走神経反射ではないかと、教えていただいた。改めて病院からいただいた予防接種の注意書きを確認すると、そちらにもその名称が載っており、どうも緊張やストレスなどで起きる、血圧の低下や脈拍の減少のことなのだそう。私の繊細なところが出てしまったようで、病院の方には大変申し訳ない……。
●一回目副反応
さて、その後の副反応について記す。
接種から帰宅後、目眩のこともありすぐに一眠りした。(一、二回目とも左腕への接種で、)眠りにつく時点では左腕に痛みはなかったが、なんとなく違和感があった。それで寝て起きてみると痛みが出ており、接種10時間後くらいからはより一層強くなり、接種17時間後から37時間後くらいがピークであったように思う。
腕パーツが前後にだけ動く可動範囲の狭いソフビ人形みたいになりました
— アルケミノート@秋の新作通販開始! (@Sn50T) 2021年9月1日
Twitterにて「腕パーツが前後にだけ動く可動範囲の狭いソフビ人形みたいになりました」というコメントがあったがまさに言い得て妙で、その決められた方向以外に腕を動かそうとすると、激痛が走る。なかなか生活するのに不便した一回目接種であった。
その他、接種10時間〜15時間後くらいをピークに頭痛があり、また頭重感はより長く続いた。もともと身体中が凝っている方ではあるのだが、接種10時間〜40時間後くらいはより強く凝りを感じ、また手指に関節痛のような症状が現れることがあった。
また接種後5時間〜60時間後くらいの長い期間に渡ってしばしば倦怠感や眠気、ふらつきを覚えることが多かった。結局、特に辛いと感じる症状は腕の痛みくらいであったが、接種が金曜日で土、日と三連休であったため、三日間寝てばかりいた。
●ニ回目ワクチン接種(2021年9月24日(金))
二回目接種に当たり、私は後に副反応に苦しむであろう自分自身にあてて、以下のメッセージをInstagramに投稿した。
●ニ回目副反応
さて新型コロナウイルス感染症ワクチン(ファイザー製)接種二回目の副反応についてである。
発熱は接種12時間後くらいに37.0度程の微熱、その後こまめに解熱鎮痛剤を飲んでいたせいか、とんでもない高熱にはならず、接種18時間後の37.8度を最高値に、接種36時間後までは、薬が効いていると37.0度程、切れると37.6度程を行ったり来たり。その後寝て起きて、接種42時間後には36.2度と一気に平熱戻るが、少し動いたり食べたりすると、37.0度程の微熱が出るという状況が続く。
一回目接種との違う点とし、腰から背中にかけての痛み(関節炎・関節痛?)が強かった。接種12時間〜54時間後くらいの長い間痛んでおり、熱が落ち着いてからは横にならずに起きているようにすると、痛みも落ち着いた。また上表では腹下しとしているが、むしろお腹の動きは活発だが出ない、便秘・お腹のハリ、と言った方が正しいお腹の不調が長く続いた。
●総括
上から、体温、左腕の痛み、睡眠について一回目(青系)二回目(橙系)の比較グラフである。
二回目の方が高熱が出ているが、一回目の方が腕の痛みが強いことがわかる。睡眠については、二回目は熱のせいかむしろ寝付けず、グラフからもわかる通り、ちょくちょく目が覚めてしまい、細切れな睡眠となっている。
世間では三回目接種を行う方向との報道がされている。三回目の副反応はどのように変化するのだろうか。正直、憂鬱である。