哲学講義

仇櫻堂日乗

【まえがき】会社勤めの傍ら、趣味で文章を書いています。私の日常での出来事や考えたことに加えて、読んだ本、鑑賞した美術などの展示、コンサートや能楽公演の感想、それに小説などの作文を載せます。PC表示ですとサイドバーに、スマホ表示ですと、おそらくフッターに、検索窓やカテゴリー一覧(目次)が表示されますので、そちらからご関心のある記事を読んでいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

徒然なること

■徒然なること お馴染みのカフェ・ド・クリエで緑色の頭をした男性が給仕をしている。緑色の髪の人を雇ったのかと、思ったのだが、ふと、働いていた男性が緑髪になったのかも、と思い直した。わからない、毎週のように訪れていながら、ここの従業員で、私が…

『フォルトゥナの瞳』公開に寄せて

●Fortuna 2019年2月、映画『フォルトゥナの瞳』が公開された。これは百田尚樹氏による小説の映画化であり、ある日、死期が近い人が透けて見えるようになった男性とその恋人とのラブストーリーである。私はこの原作小説を読んでいないし、映画も観ていないし…

能楽師狂言方:大藏家vs野村家のこと

■能楽師狂言方大藏流大藏家と和泉流野村家との血みどろの抗争のこと 2019年、平成最後の年、能楽界に激震が走っている(ウソである)。 そもそも能と狂言の総称である能楽において、役者は4つのグループに分類される。能で主役を務め、また地謡というコーラ…

宗八②

■総特集森見登美彦の感想のこと 本日借りたり閲覧したりした資料 ●経緯 【参考1】 #文藝別冊森見登美彦 #その1 #森見登美彦●『文藝別冊総特集森見登美彦』の感想のこと作家森見登美彦を特集した本を読み終えた私は、静かに本を閉じて、ため息をついた。なん…