哲学講義

仇櫻堂日乗

【まえがき】会社勤めの傍ら、趣味で文章を書いています。私の日常での出来事や考えたことに加えて、読んだ本、鑑賞した美術などの展示、コンサートや能楽公演の感想、それに小説などの作文を載せます。PC表示ですとサイドバーに、スマホ表示ですと、おそらくフッターに、検索窓やカテゴリー一覧(目次)が表示されますので、そちらからご関心のある記事を読んでいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

巴・鵜飼のこと

■立春能 @宝生能楽堂 のこと 2020年(令和2年)2月2日、我が職場の来館者用記念スタンプの「2」が枯渇した日、私は宝生能楽堂の女性能楽師による会を拝見していた。 女性がシテ(主役)を勤める能と、その合間に狂言を6時間ぶっ続けで鑑賞できて、自由席5,0…

続々・最近見たもののこと

以下の通り、最近見たものについて説明するものである。3つのトピックをあげて計画されしこの記事であるが、3つ目の記事を書かないという荒業によって完成を見た。その分、2つの記事について、濃度の濃いものになっているかというと、そういうわけでもない。…

ポケットティッシュのこと

【本記事が2/9 0:00に草稿段階で投稿されるミスがありました。申し訳ございません。2/9 22:00完成版を再投稿いたします。】 ■ポケットティッシュのこと これはある家に思い出として埃を被っていた、ポケットティッシュたちを、虚実入り交えて紹介する、ドキ…

名残の花(澤田瞳子/新潮社)のこと

名残の花 作者:澤田 瞳子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/09/26 メディア: 単行本 ■名残の花のこと いまもっとも勢いのある若手時代小説作家である、沢田瞳子の『名残の花』を拝読しました。元南町奉行の老武士鳥居胖庵と、金春座の地謡方の若手能楽…