哲学講義

仇櫻堂日乗

【まえがき】会社勤めの傍ら、趣味で文章を書いています。私の日常での出来事や考えたことに加えて、読んだ本、鑑賞した美術などの展示、コンサートや能楽公演の感想、それに小説などの作文を載せます。PC表示ですとサイドバーに、スマホ表示ですと、おそらくフッターに、検索窓やカテゴリー一覧(目次)が表示されますので、そちらからご関心のある記事を読んでいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年11月の読書のこと「首里の馬」

■首里の馬(高山羽根子/新潮社)のこと 首里の馬(高山羽根子/新潮社) 第163回芥川龍之介賞受賞作『首里の馬』を読了したので、感想を記す。 私自身、あまり芥川賞受賞作に触れる機会が少ない。今、Wikipediaで受賞作の一覧を見返してみると、私が挑戦した…

絵画等のこと③「能をめぐる美の世界」@静嘉堂文庫美術館 他

あやしうこそものぐるほしけれなので、2020年11月の徒然なる絵画等のことを、大いに語ります。 ■絵画等のこと③ ●「成田美名子原画展」@有楽町マルイ8Fイベントスペース 有楽町で開催された、漫画家のの成田美名子の原画展。整理券制で15分ほど待たされ、ま…

2020年11月くらき蝋燭能のこと @久良岐能舞台「六浦」

■2020年11月くらき蝋燭能のこと @久良岐能舞台「六浦」 久良岐能舞台(横浜市磯子区) / 能「六浦」の舞台である称名寺(横浜市金沢区) ●蝋燭能のこと そもそも能とは野外で演じられていたものだそうだ。能舞台を囲むように敷き詰められた白洲(白い小石)…

温故知新のこと②「2017年4~6月の手帳より」

■温故知新のこと②「2017年4~6月の手帳より」 思いつきでこのブログを始める以前の、私の手帳を振り返っている。3年前の2017年、今回取り上げる時期は私が最高に弱っていた頃である。若者が迷走する様を、お楽しみください。 ●2017年4月のこと 4月2日(日)…

敷設のこと③「贅沢な読書会 第四十六回」村山由佳×瀧井朝世

■「贅沢な読書会 第四十六回」村山由佳×瀧井朝世のこと 有楽町の三省堂で求めたサイン入りの『風よあらしよ』 「贅沢な読書会 第四十六回」村山由佳×瀧井朝世課題図書の作家ご本人をお招きする「贅沢な読書会」。 第四十六回のゲストは『風よ あらしよ』 著…