哲学講義

仇櫻堂日乗

【まえがき】会社勤めの傍ら、趣味で文章を書いています。私の日常での出来事や考えたことに加えて、読んだ本、鑑賞した美術などの展示、コンサートや能楽公演の感想、それに小説などの作文を載せます。PC表示ですとサイドバーに、スマホ表示ですと、おそらくフッターに、検索窓やカテゴリー一覧(目次)が表示されますので、そちらからご関心のある記事を読んでいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

【私の働き方改革】

新型コロナウイルス感染症に罹患したこと

■新型コロナウイルス感染症に罹患したこと 先週来、新型コロナウイルス感染症に罹患し、ようやく復調しました。四日ほど発熱、熱が引いたあとも倦怠感と咳、頭痛が続きました。ようやく体調が戻ったので、記録を残します。 ●新型コロナウイルス感染症に罹患…

おいしいはなし003 千駄ヶ谷厨房の「カニクリームコロッケ」のこと

■おいしいはなし003 このところ、と言って実は一年以上の間、仕事が忙しすぎて疲れています。今月は特にいくつかの要因が重なって特に職場ですごす時間が長くなりました。以前にもご紹介したかもしれませんが、残業をしていると家に帰って遅い時間に食事をす…

おいしいはなし002 屯ちんの「東京豚骨ラーメン」のこと

■おいしいはなし002 2023年3月13日から多くの施設などでマスクの着用有無が個人の判断に委ねられるようになる、らしい。新型コロナウイルス感染症が急速に拡大し、初の緊急事態宣言が発令されたのは三年前のことである。未知の自体に世界中が混乱し、日本政…

2023年1月の徒然なること

■2023年1月の徒然なること www.youtube.com 先日、仕事で館山に行った。同じ千葉県に住んでいながら、初めての訪問であった。上司からは南国だから泳げると言われていたが、この冬一番の寒波、よもやそんなはずもなく、とはいえ用務先の方にも海の彼方に沈む…

2022年12月の読書のこと「おゝポポイ! その日々へ還らむ」

■おゝポポイ! その日々へ還らむ(執行草舟/PHP研究所)のこと cafe Five(千葉県千葉市) 著者の執行草舟(祐輔)は1950年東京生まれの著述家であり、実業家。中学・高校生時代より三島由紀夫と文学論を交わす。立教大学法学部卒業後、大正海上火災、三崎船…

不安のこと

■不安のこと ●不安のこと⑦ 本ブログ「哲学講義」ではこれまでも何度か「不安のこと」について取り上げてきた。私の不安についてはしばしば、労働と結びついている。何故か。それは労働は逃げられないものだからである。 その前提自体が間違っている可能性は…

2022年8月の読書のこと「わたしはコンシェルジュ」

■わたしはコンシェルジュ(阿部佳/講談社)のこと 【閉業】蓮池ホテル(長野県下高井郡山ノ内町) 皆さんはホテルコンシェルジュという仕事をご存知だろうか。ホテルにフロントなどの受付とは別個に独自の窓口を有していて、お客様からのあれやこれやのご要…

終わらないこと

■終わらないこと 色々なことが終わらなくて、焦りを感じている。 そんなことを共有しても、その一つ一つは終わらないから焦りは消えないのだけれど、それでもとりあえずここに書いてしまうのは、このブログ「哲学講義 仇櫻堂日乗」の執筆も、終わらないこと…

人生の折れ線グラフ(2022年6月 ver.)のこと

■人生の折れ線グラフ(2022年6月 ver.)のこと YoutubeチャンネルのたっくーTVれいでぃおさんにて、「人生の折れ線グラフを書いて下さい。」という動画が、2020年6月5日に公開された。 人生の折れ線グラフを書いて下さい。 動画の内容は、自分の各年齢での折…

2022年5月の読書のこと「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」

■モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語(内田洋子/文藝春秋)のこと 北イタリアの山の中にある小さな村「モンテレッジォ」は代々、本の行商で生活していたそう。そんな土地を著者が取材した作品。私自身一箱古本市に出るなど、本を持って移動し販売す…

2022年5月の徒然なること

■2022年5月の徒然なること 鳩やぐら(東京都渋谷区) 激動の4月は過ぎ去り、波乱の5月がやってまいりました。何が激動で何が波乱かと申しますと、単純に本業でやたら多くの領域の仕事に首を突っ込みすぎていて、手というか頭が足りなくなっている状況です。…

2022年4月の徒然なること

■2022年4月の徒然なること LOTUS CAFE(千葉県千葉市) 私事ですが、年度替わりで課内の担当替えがあり、営業部門より広報部門へ異動しました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 ●絵画等のこと6.02「没後50年 鏑木清方」@東京国立近代美術館 現…

映画等のこと⑨2021年11月~2022年3月までの連ドラたち

■映画等のこと⑨2021年11月~2022年3月までの連ドラたち LAITIER(東京都渋谷区) 最近(2021年11月~2022年3月頃に放送終了した作品)もたくさんの連続ドラマを見た。視聴したのは、「青天を衝け」(NHK・主演:吉沢亮)「恋せぬふたり」(NHK・主演:岸井ゆ…

2022年3月の読書のこと「マンガでわかる もしかしてアスペルガー!?」

■マンガでわかる もしかしてアスペルガー!? 〜大人の発達障害と向き合う~(司馬理英子/主婦の友社)のこと アスペルガー症候群とは、ADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)と同じく発達障害の一種で、社会性やコミュニケーションに問題を抱えるASD…

敷設のこと⑦『はつ恋』(村山由佳/ポプラ社)読書会のこと

■『はつ恋』(村山由佳/ポプラ社)読書会のこと 先日、コトゴトブックス主催によるオンライン(zoom)の読書会に参加した。課題本は『はつ恋』(村山由佳/ポプラ社)で作者も参加。読者同士で意見を交わすというよりは、感想や気になったことを作者に伝えて…

2022年2月の読書のこと「球道恋々」

■球道恋々(木内昇/新潮社)のこと cafe five(千葉県千葉市) 木内昇作品はどれも好きで、江戸という失われゆく時代を思う『漂砂のうたう』や様々な視点で新撰組を描いた『地虫鳴く』等が印象的。何となくどれも物語に影が落ちるような印象がある。 そんな…

2022年1月の読書のこと「新聞記者、本屋になる」

■新聞記者、本屋になる(落合博/光文社)のこと 人間関係(東京都渋谷区) 東京・田原町の書店、Readin’ Writin’ BOOK STORE 店主の落合博さんの著作を読む。本好きではあったが特に読書家ではなく、本屋をやる気もなかった新聞記者がいかに本屋になったのか…

2022年1月の徒然なること

■2022年1月の徒然なること 2022年も変わらずに徒然していきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ●さだまさしカウントダウンin国技館 @両国国技館 のこと ■オープニングアクト 今夜も生でさだまさしジングル(プレイグース) パプリカ(プレイグース) …

2021年12月の徒然なること

■2021年12月の徒然なること 職場の至近で催されていた、プロジェクションマッピング等の光のイベントに行った。ロマンチックというよりは、近未来感のある作品が多く……、一人でも、寂しくないもん……!!! ★TOKYOLIGHTS場 所:明治神宮外苑 聖徳記念絵画館 …

敷設のこと⑥「第0回本八幡屋上哲学カフェ」

■第0回本八幡屋上哲学カフェを開催します 日 時 :令和3年11月23日(火・祝) 13:00~14:30(予定) ※ 雨天延期場 所 :123ビルヂング屋上(kamebooksさん隣り) 市川市大和田2-16-1参加費 :無料主 催 :仇櫻堂 哲学カフェとは あるテーマを決めて、数名で1~…

2021年10月の徒然なること

■2021年10月の徒然なること 10月、私にも天高く馬肥ゆる秋がやってきました。 ●〆切のこと このところ(一ヶ月程)久しぶりに、当ブログの更新に追われながら過ごしている。ある時から、早め早めに何を書くかを計画して、そのテーマに沿って投稿の一週間くら…

2021年8月の読書のこと「上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!」

■上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!(上野千鶴子・田房永子/大和書房)のこと 平成31年度東京大学学部入学式祝辞で有名な上野千鶴子(1948年生)に、漫画家の田房永子(1978年生)が質問しつつ、フェミニズムの周辺について語り合う本…

映画等のこと⑤2021年6月までの連ドラたち

■映画等のこと⑤2021年6月までの連ドラたち 最近(2021年4~6月頃に放送終了した作品)もたくさんの連続ドラマを見た。「おちょやん」(NHK)「コントが始まる」(日本テレビ)「特捜9 season4」(テレビ朝日)「珈琲いかがでしょう」「生きるとか死ぬとか父…

2021年6月の読書のこと「カフェから時代は創られる」

■カフェから時代は創られる(飯田美樹/クルミド出版)のこと cafe tento(千葉市)/Janat(渋谷区)/cafe Five(千葉市)/イノダコーヒ(京都市) 本書はカフェ文化研究家、パブリック・ライフ研究家の飯田美樹さんによる、1900年代初頭のパリのカフェに集っ…

2021年5月の徒然なること

■2021年5月の徒然なること トマトの実が熟すのを待っているのです 「2021年5月の徒然なること」を、書くゆとりがなかったのは、これを書こうと思っていた週に参加した読書会が楽しかったので、それを記事にしてしまったためだ。その後、6月に入って早々に、…

2021年5月の読書のこと「ワールド・カフェから始める地域コミュニティづくり」

■ワールド・カフェから始める地域コミュニティづくり:実践ガイド( 香取一昭・大川恒/学芸出版社)のこと ワールド・カフェをご存じだろうか。カフェのようなリラックスした雰囲気の中で話し合う方法の一つで、これを使えば大人数での話し合いもまとめるこ…

絵画等のこと④「大・タイガー立石展」@千葉市美術館

■絵画等のこと④「大・タイガー立石展 POP-ARTの魔術師」@千葉市美術館 千葉市美術館と著者 千葉市美術館にて2021年7月4日(日)まで開催中の「大・タイガー立石展 POP-ARTの魔術師」を拝見したので、感想を記しタイガー。 ●タイガー立石のこと タイガー立石…

人生の折れ線グラフ(2021年5月ver)のこと

■人生の折れ線グラフ(2021年5月ver)のこと YoutubeチャンネルのたっくーTVれいでぃおさんにて、「人生の折れ線グラフを書いて下さい。」という動画が、2020年6月5日に公開された。 人生の折れ線グラフを書いて下さい。 動画の内容は、自分の各年齢での折れ…

2021年4月の読書のこと「王の庭師」

■王の庭師(ナディア・アーレンベルク(著)久利生杏奈(訳)/紅龍堂書店)のこと 本八幡屋上古本市 『王の庭師(原題:Der Gärtner des Königs)』の版元であり、また翻訳を担当された紅龍堂書店の久利生杏奈さんと初めてお目にかかったのは、2021年3月20日(土…

敷設のこと⑤「本八幡屋上古本市」

■敷設のこと⑤ 桜が咲いた、あっという間に。もう少しゆっくりゆっくり咲くものだと思っていたら、冬の陽気から急に暖かくなったある日、桜が開花しましたとニュースが言っていた。困った。新型コロナウイルスが蔓延する中で、何も飲食を伴うお花見をする気は…