哲学講義

仇櫻堂日乗

【まえがき】会社勤めの傍ら、趣味で文章を書いています。私の日常での出来事や考えたことに加えて、読んだ本、鑑賞した美術などの展示、コンサートや能楽公演の感想、それに小説などの作文を載せます。PC表示ですとサイドバーに、スマホ表示ですと、おそらくフッターに、検索窓やカテゴリー一覧(目次)が表示されますので、そちらからご関心のある記事を読んでいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

絵画等のこと の検索結果:

絵画等のこと⑩特別展 鯨 @千葉県立中央博物館・昆虫館 Bar Species へ行ったこと

■絵画等のこと⑩特別展 鯨 @千葉県立中央博物館・昆虫館 Bar Species へ行ったこと 千葉県立中央博物館にて令和4年9月25日(日)まで開催中の「令和4年度特別展 鯨」を拝見したり、四谷三丁目駅至近の「昆虫館Bar Species」さんに伺ったりと、生物に触れる機会が多くあった。そこんとこ、振り返りながら考えてみたい。 上に載せた写真は、1・2枚目が千葉県立中央博物館で撮影したもの、3〜5枚目が昆虫館Bar Species にて撮影したものである。4枚目の写真を見て…

2022年8月の徒然なること ~ Ado 2nd ワンマンライブ「カムパネルラ」他

…るのですけどね。 ●絵画等のこと9.01「特別展アリス へんてこりん、へんてこりんな世界」@森アーツセンターギャラリー 森アーツセンターギャラリー[六本木ヒルズ森タワー52F]にて2022年10月10日(月・祝)まで開催中の「 特別展アリス―へんてこりん、へんてこりんな世界― 」を拝見してきたので、感想を述べる。 作者ルイス・キャロル(チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン)やアリスのモデルであるアリス・リドゥルの黄金の午後の思い出、家族写真、アリスの物語や挿絵に影響を与えたと思…

絵画等のこと⑨とある美術館の夏休み @千葉市美術館

…ので感想を記す。 ■絵画等のこと⑨とある美術館の夏休み @千葉市美術館 ホームページより本展のコンセプトの一部を引用する。 現代美術家の新作と古美術作品。アート作品とプロダクト。普段は一緒に展示されることが少ない、さまざまな表現者と所蔵作品とのコラボレーションを通して、美術館という場所そのものを「日常と非日常のあわい」から眺めてみたいと思います。【参加作家+クリエイター】中﨑透、ミヤケマイ、清水裕貴、津田道子、目[mé]、小川信治、華雪、きぐう編集室、山野英之、井口直人×岩沢…

2022年7月の徒然なること

…う。勉強になる。 ●絵画等のこと8.01「泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅱ 光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション」@泉屋博古館東京 のこと Zum Einhorn(東京都港区) 「泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅱ 光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション」を拝見したので、感想を記す。 住友コレクションの一角を占める近代洋画は、住友吉左衞門友純(春翠)が明治30年(1897)の欧米視察中のパリで印象派の画家モネの油彩画2点を入手した事に始まる…

絵画等のこと⑧津田青楓 図案と、時代と、@渋谷区立松涛美術館

…ので感想を記す。 ■絵画等のこと⑧津田青楓 図案と、時代と、@渋谷区立松涛美術館 津田青楓は1880年、京都に生まれて1978年に東京に没した画家で、テーマに挙げられる図案(デザイン)の仕事では『染織図案』『青もみぢ』『うづら衣』といった多くの図案集を残し、また夏目漱石らの本の装丁をつとめた。その他考案した図案が刺繍や蒔絵に使われている他、日本画・洋画家としても活躍した人物、らしい(恥ずかしながら私は全く存じ上げず、彼より少し前の時代に大流行していたという神坂雪佳についても、…

2022年6月の徒然なること

…ことは内緒です。 ●絵画等のこと7.01「2022年春季企画展 千利休生誕500年 千利休をめぐる茶書の歴史 ―築き上げられた茶聖像―」@齊田記念館 世田谷代田の齊田記念館にて開催中(〜7月15日(金))の「千利休をめぐる茶書の歴史」展を拝見した。 千利休というと茶聖、完成した茶道家であり芸術家、というイメージだが、実際はどうであったのか。利休の弟子の山上宗二(秀吉とのいざこざから耳と鼻をそがれて処刑された人である)らによる書に残された利休の実像、そして虚像を探る、という企画…

絵画等のこと⑦生誕100年 清水九兵衞/六兵衞 @千葉市美術館

…オススメである。 ■絵画等のこと⑦生誕100年 清水九兵衞/六兵衞 @千葉市美術館 清水九兵衞は100年前の1922年に名古屋で生まれた。出生時の名前は塚本廣。第二次世界大戦への出征を挟んで、建築や彫刻を学んだ後、1951年、京焼・清水焼窯元の家元である6代清水六兵衞の長女と結婚し、6代の養嗣子となる。清水洋/裕詞として作陶に取り組むが、土という素材に疑問を感じ、五東衞として彫刻作品も発表、1968年からは清水九兵衞として彫刻、アルミニウムを用いた巨大作品に取り組む。1980…

2022年4月の徒然なること

…願いいたします。 ●絵画等のこと6.02「没後50年 鏑木清方」@東京国立近代美術館 現在の東京展が終わると、次は京都へ巡回するそうで、京都では年代順での展示を予定しているそうだが、東京では「生活をえがく」「物語をえがく」「小さくえがく」の三つのテーマでの構成。生活なら生活で、年代を越えて似通った作品が並べられ、面白かった。例えば酷似した焼き芋屋さんが60年の時を経て描かれていたり(焼き芋屋さんの店先に書かれた十三里は、"九里四里(くりより)うまい"の洒落で、九+四=十三なの…

2022年3月の徒然なること

…る。つらい……。 ●絵画等のこと6.01「山本大貴 - Dignity of Realism -」@千葉県立美術館 千葉県立中央博物館に行った際、調子に乗って千葉県立施設の各館共通年間パスポートを作った。千葉の中央博物館の他、本八幡の現代産業科学館や勝浦の海の博物館等、色々な施設の常設展が観られるそう。千葉みなとの県立美術館も拝見できるため、もはや行くしかないので行ってきた。 千葉県出身の写実人物画家である、山本大貴の個展。SFチックなガジェットやアンティーク調のドレスを纏っ…

絵画等のこと⑥どうぶつかいぎ展 @PLAY! MUSEUM

■絵画等のこと⑥どうぶつかいぎ展 @PLAY! MUSEUM SUBURBAN COFFEE(千葉県千葉市) 先日、地元を歩いていると、近所のパン屋さんにて何やら怪しげな珈琲ショップが出現していた。怪しがりて寄りて見るに、 月に2回パン屋さんの店先に出店して、美味しい珈琲を飲ませ、好みのレコードを聴かせるお店だそう。お店のお姉さんの楽しいレコード解説付き。私は生まれて初めてレコードを選んで(friendlyscienceorchestraによるBrazil)、針を落とす体験を…

2022年2月の徒然なること

…ルとされる人物。 ●絵画等のこと5.02「苔松苔梅 春を寿ぐうめのきごけ」@千葉県立中央博物館 のこと 千葉県立中央博物館(千葉県千葉市)で開催中の「苔松苔梅 春を寿ぐうめのきごけ」を拝見した。 日本文化(立花・絵画・着物・鏡板)に描かれた、苔松苔梅を導入に、松や梅に生える苔について具体の話に入っていくという展開で大変わかりやすい。鏡板特集では日本全国の能楽堂の鏡板(能舞台の背景に松が描かれたあれである)を一挙に展示。20〜30程の鏡板の松を見比べるという機会はあまりなく、面…

2022年1月の徒然なること

…な時間であった。 ●絵画等のこと5.01「QUEEN50周年記念展」@西部渋谷店モヴィーダ館 のこと QUEENはボーカルのフレディー・マーキュリー、ギターのブライアン・メイ、ドラムのロジャー・テイラー、ベースのジョン・ディーコンによる、イギリス発の4人組ロックバンドである。1971年にジョンが加入してから50年、西武渋谷店モヴィーダ館にて2022年2月13日(日)まで開催中の、『QUEEN50周年展-DON’T STOP ME NOW-』を拝見した。 当時のメンバーや関係者…

絵画等のこと⑤「福田美蘭展 千葉市美コレクション遊覧」@千葉市美術館 他

■絵画等のこと⑤ 2021年芸術の秋に…… このところ、見たい美術展が立て込んでおり、一週間に三箇所という暴力的なペースで拝見してきたので、吐き出します。 ●柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年@東京国立近代美術館 のこと 東京国立近代美術館にて開催中(〜2022年2月13日)の「民藝の100年」展。 民藝とは柳宗悦らが、1920年代から提唱しはじめた、所謂芸術作品ではなく、日常使いの器や道具、衣類等で、美を感じるもののこと。そうした焼き物等のことを下手物(げてもの)と呼ぶ…

2021年8月の徒然なること

…い事を考えてる。 ●絵画等のこと4.01「前川千帆展/江戸絵画と笑おう」@千葉市美術館 www.ccma-net.jp 千葉市美術館にて開催中の「前川千帆展」に行ってきた。 私は前川千帆を存じ上げなかったのだけれど(千葉市美術館の友の会組織である「ちばしびフレンズ」に入会しており、何度でも企画展を拝見できてしまう故に、こうして知らない方の回顧展に足を運んで、新たな出会いを得ることもできるのです)、1888年に京都市に生まれ、漫画家のちに創作版画家として、1960年まで活躍され…

絵画等のこと④「大・タイガー立石展」@千葉市美術館

■絵画等のこと④「大・タイガー立石展 POP-ARTの魔術師」@千葉市美術館 千葉市美術館と著者 千葉市美術館にて2021年7月4日(日)まで開催中の「大・タイガー立石展 POP-ARTの魔術師」を拝見したので、感想を記しタイガー。 ●タイガー立石のこと タイガー立石(本名立石紘一)は1941年、九州・筑豊の伊田町(現・福岡県田川市)に生まれた画家・漫画家・絵本作家・陶芸家である。石炭産業で栄える、炭鉱の町であったそうだ。 1964年に中村宏とともに観光芸術研究所を設立、19…

2021年2月の徒然なること

…、そわそわする。 ●絵画等のこと3.01「ブラチスラバ世界絵本原画展 こんにちは!チェコとスロバキアの新しい絵本」@千葉市美術館 千葉市美術館に「田中一村展 千葉市美術館収蔵全作品」を見に行ったところ、同時開催で恒例の展示である、「ブラチスラバ世界絵本原画展 こんにちは!チェコとスロバキアの新しい絵本」が期待以上。 ちなみに田中一村は千葉市でにも20年以上居住した後、退路を断って奄美に移住した画家。代表作である「アダンの海辺」が、リアルに波の音が聞こえそうでよいのだ。 そして…

2020年12月の徒然なること

…て、そこに不定期で”絵画等のこと(美術鑑賞等)”、”映画等のこと(映画鑑賞等)”、”敷設のこと(パラレルキャリア等)”の連載や、冠を付けない、能楽鑑賞の記録等を入れていくと、なんとなくまとまりとひろがりのバランスが良くなったように、自分では思っている。 末筆になりましたが、2020年も当ブログをご愛読いただき、誠にありがとうございます。2021年も変わらず、彷徨いながら週に一度日曜日の投稿を続けますので、変わらぬ応援の程、よろしくお願いいたします。冷え込みの厳しい時期ですがご…

絵画等のこと③「能をめぐる美の世界」@静嘉堂文庫美術館 他

…0年11月の徒然なる絵画等のことを、大いに語ります。 ■絵画等のこと③ ●「成田美名子原画展」@有楽町マルイ8Fイベントスペース 有楽町で開催された、漫画家のの成田美名子の原画展。整理券制で15分ほど待たされ、また狭い会場内であったのでそれなりに混雑していたが、とはいえお客さんの回転も早く、比較的スムーズに鑑賞できた。 作品は少女漫画なので、おっさんである私は成田美名子については詳しくない。ただ唯一、私が仕事で能に関わることがあった際に、友人が勧めてくれて、『花よりも花の如く…

絵画等のこと②「ムーミン75周年ムーミンコミックス展」@松屋銀座8Fイベントスクエア

■ムーミンコミックス展のこと moomin-comics.jp 松屋銀座8階にあるイベントスクエアにて2020年9月24日(木)~10月12日(月)で開催中の「ムーミンコミックス展」を鑑賞してきたので、その感想を記す。 そもそもムーミンはフィンランド人(スウェーデン語話者)の画家であるトーベ・ヤンソンが、雑誌「ガルム」等の挿絵で登場させたキャラクターで、トーベ自身の分身であったと言われている。ファシズム等の当時の世相を風刺した内容で、このころのムーミン(スノークと呼んでいたそ…

絵画等のこと①「帰ってきた!動物大行進」@千葉市美術館

■千葉市美術館 のこと 1995年に開館し、今年で開館25周年を迎えた千葉市美術館が、2020年7月11日(土)にリニューアルオープンしたので、先日、行ってきた。館内のエレベータの中央、足元にソーシャルディスタンスのシールが貼られており、美術館ならではでお洒落である。 これまでは千葉市中央区役所と同じビルに同居していたが、区役所が近所のきぼーる(Qiball)にお引越ししてしまったため、1棟すべてが美術館施設となったのである。千葉市美術館の建物は、1927年に設立された旧川崎…