■温故知新のこと②「2017年4~6月の手帳より」
思いつきでこのブログを始める以前の、私の手帳を振り返っている。3年前の2017年、今回取り上げる時期は私が最高に弱っていた頃である。若者が迷走する様を、お楽しみください。
●2017年4月のこと
4月2日(日):『凍氷』読了。アルヴィドがかっこよい。
4月3日(月):国立科学博物館にて「大英自然史博物館 展」鑑賞。化石の肉付けが面白い。『花酔い』読了。もはや官能小説である。キャラクターが立っていて面白い。→2020年11月3日(火・祝)この本を読んだ記憶がまるでないが、そういえばあらすじは聞いたことがある気がする。しかしそうなると、じゃあ『放蕩記』がどんな話だったか、思い出せない。
4月5日(水):『白の迷路』読了。3月27日(月)以来、会社を休み続けているため、上司との面談。
4月6日(木):千葉市美術館にて「絵本はここから始まった 展」鑑賞。エドマンズ・エヴァンズによるトイブックなど。
4月7日(金):映画「夜は短し歩けよ乙女」鑑賞。原作より派手である。
4月9日(日):『有頂天家族二代目の帰朝』読了。狸谷不動、2年前に訪れたのが懐かしい。
4月12日(水):前日にかかりつけ医より診断書をもらったので、会社の上司に病休の連絡をする。近所の川沿いの桜並木を見に行く。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』読了。
4月13日(木):『悟浄出立』読了。
4月15日(土):フロンティアビレッジ乗馬牧場にて、ボナンザ号、チャーリー号騎乗。チャーリーは左手前の駈歩がでない。籾殻の調達を手伝う。
4月17日(月):映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」鑑賞。イデオロギーが強すぎる。世界は白黒分けられるものではなく、グレーの濃淡の問題なのに。
4月18日(火):『江戸川乱歩傑作選』読了。
4月20日(木):地元の人気のカレー屋さんであるシタァールへ行く。
4月21日(金):一人で鎌倉へ行く。東慶寺、欧林洞、雲母、オクシモロン、鎌倉宮、他。
4月22日(土):オーチャードホールにて「ムーミン・バレエ / 北欧バレエ・ガラ」鑑賞。ムーミンの話がコンパクトにまとまっていた。
4月25日(火):『昨日』読了。昨日、心当たりのある風が吹いていた、という書き出しがとても良い。名著。
4月28日(金):映画「美女と野獣」鑑賞。空間づくりが素晴らしい。
4月29日(土・祝):東京ドームにて「ポール・マッカートニー ワン・オン・ワン ツアー」鑑賞。隣のおばさんがおせんべいをくれた。
4月30日(日):放送大学図書館へ行く。『ボルト氏の馬術』を眺める。
●2017年5月のこと
5月2日(木):山種美術館にて「花*flower*華 展」鑑賞。小茂田青樹の写生帖には様々な花が日付と名前付きで描かれていて、(こまねずみの子も描かれていて、)良いのだ。
5月4日(木・祝):知人と焼き肉。
5月5日(金・祝):船橋競馬場へ。かしわ記念、8Rと10Rのワイド的中。
5月7日(日):映画「カフェ・ソサイエティ」鑑賞。お洒落。ハッピーエンド。夢ではなく現実にあるハッピー。
5月9日(火):会社の上司との面会に行く。
5月14日(日):代々木公園へ、タイフェスに行く。
5月16日(火):一人で東北へ行く。平泉、中尊寺他。
5月17日(水):松島へ。円通院他。
5月18日(木):仙台より帰京。
5月23日(火):また鎌倉へ行く。オクシモロン、長谷寺、御霊神社、極楽寺他。
5月24日(水):このあたりから復職に向けて、職場の近くの図書館に通い始める。東京都美術館にて「バベルの塔」鑑賞。当時の1500年代の技術で塔を作ったら……、というなりのリアルがありおもしろい。
5月29日(月):『落語を聴くなら春風亭昇太を聴こう』読了。
5月31日(水):町田市民文学館にて「本の雑誌厄除け 展」鑑賞。これが無料とは、町田凄い! 『図書館ねこデューイ』読了。図書館の返却ボックスに捨てられていた猫の物語。ジーンと来た。
●2017年6月のこと
6月1日(木):職場にて、産業医と面談。
6月2日(金):映画「家族はつらいよ2」鑑賞。
6月3日(土):『炎路を行く者』読了。ヒュウゴのキャラクターに奥行を与える良い話。
6月6日(火):『ペンギンのしらべかた』読了。ペンギンの保定や食べ物の調査のため吐かせる方法など、興味深い。
6月7日(水):職場近くの図書館に入った後、すみだ水族館へ。
6月11日(日):千葉市美術館にて「椿貞夫没後60年 展」鑑賞。ビストロイヴローニュ。
6月14日(水):『図書館の著作権基礎知識』読了。一つの事例を多様な観点から検討する必要を感じた。 『東慶寺花だより』読了。作家兼医師兼番頭見習の信次郎キャラが良い。当時の描写も細やかに感じる。
6月16日(金):『吉野朔実は本が大好き』読了。
6月19日(月):かかりつけ医より、復帰についての診断書をもらう。
6月20日(火):職場にて、産業医と面談。『精神科医は腹の底で何を考えているか』読了。精神科医は文学好きが多いそうで筆者はウイリアム・カーロス・ウイリアムスに憧れて、医師を志したそうだ。
6月21日(水):職場の人事と所属課への訓練出勤を始める。
6月23日(金):『自己愛な人たち』読了。
6月24日(土):『ハリネズミの願い』読了。ただただハリネズミ可愛い。
6月26日(月):職場の所属課での時短勤務を始める。
6月30日(金):ザ・ファーム・ユニバーサルへ行く。
●2017年4月〜6月のこと
この時期は私がメンタルの不調により休職に入った頃のことである。上記の通り、6月の後半から7月にかけて、復帰に向けての出勤訓練を始めるが、結局職場に戻れずに、翌2月まで休職することになる。その出だし、職場に行けば症状が出て体調が悪くなるし、家にいれば症状は落ち着くけれど、終日ベッドの上から動けず、みたいな中で、現実から目を背けるためか無暗に動き回っている様子が、手帳からは読み取れる。また5月頃は地元の、6月には職場近くの図書館に、毎日のように通って、何とか人間的な生活を取り戻そうともがいている。上には記載しなかったが、その間にピーターラビットの絵本を全巻読破したり、また読了しなかった本も含めると、非常にたくさんの本に触れていることがわかる。まあ、暗く寂しい。また折を見て、続きをやります。