■2023年4月の徒然なること
肩が凝っている。腰も凝っている。身体が凝っていると、痛いようなくすぐったいような、妙な感じがする。そこで何らかの流れがせき止められているのだと思うのだけれど、それが何なのか、私は知らない。知らないので、書けない。そんな私の徒然なる日常について説明する。
●寄席ばいいのに1.01 「第四回文菊千景」@代々木能舞台
落語家・古今亭文菊を応援している知人が主催している、独演会。前回までのアートスペース兜座から会場を変更しての第四回、大変楽しんだ。
「やかんなめ」は初めて聴いたように思った(けれど、冷静になって考えてみたら、聴いたことがあったような気もする)。武士が家来を「べくない」と呼ぶが、調べたところ可内と書くそう。《「可 (べく) 」の字は、もと手紙文などで「可行候 (ゆくべくそうろう) 」のように必ず上に置くが、それを「ない」で否定して、下に付くの意。人名になぞらえて「内」を当てた》江戸時代、武家の下男の通称。(goo辞書より)。勉強になる。
「藪入り」は奉公に出た子供の里帰りを描く、笑えてしんみり出来てという素敵な噺。通常のサゲである「何事も忠が肝心」じゃないサゲをなさっていて、意味が取れなかったので調べようと思っていたのだけれど、この日はそのあと千駄ヶ谷の鳩森八幡神社のさくらまつりに行くなどしたせいで、どうサゲたかが思い出せなくなるという問題が発生している(物覚えが悪いので、寄席に行くと誰が何をどう演ったのかわかなくなることがしばしばである)。
会場の代々木能舞台という空間は家鳴りのする木製日本家屋の佇まい、能舞台の清らかな雰囲気がとても良い。
「やかんなめ」は初めて聴いたように思った(けれど、冷静になって考えてみたら、聴いたことがあったような気もする)。武士が家来を「べくない」と呼ぶが、調べたところ可内と書くそう。《「可 (べく) 」の字は、もと手紙文などで「可行候 (ゆくべくそうろう) 」のように必ず上に置くが、それを「ない」で否定して、下に付くの意。人名になぞらえて「内」を当てた》江戸時代、武家の下男の通称。(goo辞書より)。勉強になる。
「藪入り」は奉公に出た子供の里帰りを描く、笑えてしんみり出来てという素敵な噺。通常のサゲである「何事も忠が肝心」じゃないサゲをなさっていて、意味が取れなかったので調べようと思っていたのだけれど、この日はそのあと千駄ヶ谷の鳩森八幡神社のさくらまつりに行くなどしたせいで、どうサゲたかが思い出せなくなるという問題が発生している(物覚えが悪いので、寄席に行くと誰が何をどう演ったのかわかなくなることがしばしばである)。
会場の代々木能舞台という空間は家鳴りのする木製日本家屋の佇まい、能舞台の清らかな雰囲気がとても良い。
●日本舞踊 その新世界 清姫コンフィデンシャル のこと
「日本舞踊 その新世界 清姫コンフィデンシャル」(出演:西川祐子ほか)を拝見した。会場は上野駅からもほど近いお寺、長泉寺のお堂。不思議な会場でやる古典芸能二連発である。
きちんとステージと客席が仕切られた劇場で拝見する舞踊とは異なり、より一層演者と観客が一体化した感を受ける。「鐘の岬」の地方・荻江節は吉原の座敷芸として発展したものだそうなので、こうして真近でしっとりと聞くのにぴったりなのかもしれない。
お香の香りがただようお堂で(そういえば、上述の代々木能舞台でも香が焚いてあり、心づくしに感じた)、仏様をバックにした上演というのも、神仏に芸を捧げるという、芸能の元々の雰囲気を味わうようで良かった。
創作「清姫」で上演を支える音楽が、バイオリン一本でのバッハの曲という点も、バッハ作品は教会音楽だそうで日本の寺という会場の様子と合いまり、荘厳でかつ洗練された雰囲気を与えていた。
きちんとステージと客席が仕切られた劇場で拝見する舞踊とは異なり、より一層演者と観客が一体化した感を受ける。「鐘の岬」の地方・荻江節は吉原の座敷芸として発展したものだそうなので、こうして真近でしっとりと聞くのにぴったりなのかもしれない。
お香の香りがただようお堂で(そういえば、上述の代々木能舞台でも香が焚いてあり、心づくしに感じた)、仏様をバックにした上演というのも、神仏に芸を捧げるという、芸能の元々の雰囲気を味わうようで良かった。
創作「清姫」で上演を支える音楽が、バイオリン一本でのバッハの曲という点も、バッハ作品は教会音楽だそうで日本の寺という会場の様子と合いまり、荘厳でかつ洗練された雰囲気を与えていた。
●サンケイビル春まつり2023 @東京サンケイビル のこと
株式会社サンケイビル(本社:東京都千代田区大手町、代表取締役社長:飯島一暢)の旗艦ビルである東京サンケイビル SHOPS & RESTAURANTS(所在地:東京都千代田区大手町一丁目7番2号)では、4月17日から4月28日までの12日間、「東京サンケイビル 春まつり2023」を開催いたします。オフィスワーカーへの楽しみを提供し、オフィスライフに彩りを加えるとともに、大手町エリアへの賑わいを創出します。【東京サンケイビル 春まつり2023 概要】
・実施期間:2023年4月17日(月)~2023年4月28日(金)
・場 所:東京サンケイビル 1F フラット、B1F プロモコーナーI、B1F/B2F ブリックギャラリーほか
・内 容:●国立能楽堂開場40周年記念 能楽鑑賞教室 in 大手町
はじめてでも楽しめる能と狂言の実演とおはなし
●松竹『三婆』公演記念スペシャルトークショー
●春のおつまみ屋台 ~お花見気分を添えて~
●anifare 保護犬譲渡イベント
●鳥取岡山物産展
●ランチタイムライブ
●ふくのわプロジェクト ほか
東京サンケイビルは2022年10月に竣工20周年を迎えました。「もっとビルはワンダーメディアへ~ビルは単なる箱ではなく、人々をワクワクさせる魅力的なメディアである」というコンセプトのもと、今後も皆様に愛されるイベントや施設づくりを行ってまいります。