■第57回スプリンターズS(GⅠ/中山競馬場)のこと
2023年10月1日(日)、千葉県の中山競馬場で開催された、第57回スプリンターズSを観戦した。
生で競馬を観戦するのは本当に久しぶりである。いつ以来か……新型コロナウイルス感染症が流行して緊急事態宣言が発令されるより前なのは確実であるが、ということで過去の写真を漁ってみると、2020年1月3日に地方競馬の川崎競馬場に行ったのが最後であった。中央競馬に限って言えば、(タワーオブロンドンが勝った第53回スプリンターズSの開催日である)2019年9月29日の中山競馬場のようだ(この年、なぜ有馬記念に行かなかったのかが不明である)。
ともあれ、四年間で中山競馬場の様子が色々とかわっていた。まず入場料が500円になっていた。以前は200円であったはず……、と思い調べてみると、いまでもGⅠ開催日以外は200円のようだが、GⅠ開催日の入場料は変更になることがあるそう。
また屋外スタンドの自由席が全て指定席になっていた。これは感染症対策のために始めたようだが、良いシステムである。以前は席取りの新聞紙やレーシングプログラムが、自由席に散乱していた。いまは綺麗になっていて空席も多くあるようだった。一日ゆっくり競馬場ですごしたいときには、こうして席の確保がスマートにできるのは良いことである。
9R/3歳以上2勝クラス(ダ1,800m)/勝馬:カランセ
10R/茨城新聞杯(芝2,000m)/勝馬:マイネルモーント
11R/スプリンターズS(芝1,200m)/勝馬:ママコチャ
11R
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12R/外房S(ダ1,200m)/勝馬:マイステージ
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今日のお目当てはもちろん、メインレースのスプリンターズSなのだけれど、特にメイケイエール(池添謙一)に期待していた。前向きな気性で乗り難しいようであったけれど、短距離の重賞で長く活躍していて、なんとかひとつGⅠを取って欲しいと思う。鞍上の池添謙一は、競馬ファンの間では常識だけれど、通算勝利数の割にGⅠ勝利数が極端に多い(非常に大舞台に強い)騎手であり、応援している。
そんなコンビに買ってもらいたく観戦に行ったのだけれど、結果は5着。残念ではあるけれど、ここ4走では香港スプリントの5着以外二桁着順と結果が出ていなかったので、とりあえず掲示板にのってくれたのはなにより。さらなる活躍を楽しみにしたい。