■人生の折れ線グラフ(2022年6月 ver.)のこと
※ グラフの経緯は以下をご覧ください。
人生の折れ線グラフのこと - 哲学講義(2020年6月14日)
人生の折れ線グラフ(2021年5月ver)のこと - 哲学講義(2021年5月9日)
人生の折れ線グラフ(2022年6月 ver.)のこと - 哲学講義(2022年6月19日)
二年ぶりに、人生の折れ線グラフを書いてみた。2020年から三年連続で書いていたのだけれど、2023年は多忙だったのだろう、書きそびれている。グラフの縦軸はなんとなく楽しさとか充実度とか、そんなもののイメージである。毎回、〇歳の時は何の記憶もないし、よくわからんから基準値でしょうと考えるのだけれど、他の年はその基準を五〇にしているのに対して、2022年のみ〇にしている。そのため大変小さく見えるが、数字の大小ではなく、主にグラフの形に着目するようにお願いしたい。
人生の初めの方から見ていく。三歳→四歳で数字が下がっている。私は基本的に、合わない人と一緒にいることができない人間である。これは四歳で幼稚園に入園し、不特定多数の人物との関係ができた憂鬱を踏まえたものである。
その後、上がったり下がったり、作成年によって多少の違いはあるのだけれど、十一歳までは基本的には微減傾向にあり、十二歳でガクッと落ちる、というのが毎回の傾向である。
これは当然、中学校への入学という変化を踏まえたものである。この当時の私は、人との付き合いが、人数、時間ともに増えるほど、不幸が増していったようである。
その後、高校二年生(十六歳)、大学二年生(十九歳)の時に谷ができる等の、大まかな傾向は毎回同じ。
そして、社会人二年目(二十三歳)と六年目(二十七歳)で深い深い溝ができるのも同じなのだけれど、これには微妙な変化があり、この二つの溝の、前者をより深くしたのが2020年と今回の2024年、後者をより深くしたのが2021年と2022年。
いずれも精神的に不安定な時期で、前者が前の会社を辞めた年、後者が現職場の前部署を休職した年。今は、仕事に行けなくなって辞めた時の方が良くないでしょ、と思うのだけれど……。
毎回のことなのだけれど、2021年の私以外は作成年をその前年よりも低く評価している。基本的には日々辛い気持ちでいながら、前年を懐かしんでいるという図式と思う。
2022年作成のグラフでは、三十二歳よりも三十三歳の数値を下げたのだけれど、今回作成したグラフでは逆転した。それは2022年に、仕事での担当替えに起因する問題で、当時の私がたいそう弱っていたところ、二年後の今になって思えば、結果的に上手く進んでおり良い一年が過ごせた、ということである。
で、あるからして、今回作成したグラフで、三十四歳→三十五歳でグラフが下がるのだけれど、それも振り返ってみれば、見方を変えればプラスになるかもしれない、そんなことを期待するものである。
え? 2021年以外にも尻上がりのグラフがあるって?
どれどれ……? ちゃう、これ体重変動のグラフや!