■2021年1月の徒然なること
●緊急事態宣言のこと
新型コロナウイルス感染拡大に起因して、令和3年1月7日(木)に再度の緊急事態宣言が発令された。ただし、広く社会活動が制限された、昨年4月の同宣言と異なり、今回は午後8時以降の飲食店営業の自粛を求める等、緩やかな制限となっている。
それでありながら、東京都知事からは、コロナに時計ない(故に午後8時以降といわず、広く会食を自粛しろ)とのご発言があった。ごもっともであるが、時間を問わず不要不急の外出を自粛を求めながら、飲食店には午後8時以降のみの休業要請かつその分しか補償しない、というのは理屈が通らない。
それならば、制限すべきは午後8時以降云々ではなく、会食と酒類の提供。酔ってマスク外してお喋りしちゃうから、常に外食は一人で飲酒はしない。昨年の宣言時のような厳しい自粛が求められないなら、まずこれな気がする。
そんな先行き不安な緊急事態宣言だが、私の勤め先はほぼ通常勤務。一応、形だけは在宅勤務を呼び掛けているものの、行っている事業が継続しており、電話や来客の対応や、リモートでは触れない顧客情報等の入ったシステム作業がある以上、在宅では仕事にならない。
いずれにしても、事態の好転を祈るばかりである。
●祖母のこと
99歳の祖母は、今年2021年の3月で100歳になる。もともと脚が悪く、杖を突いて脚を引きずりながら歩いていたが、3年くらい前までは私が休みの日などは、祖母と母と3人で、近所のロイホやとんでんに、車で昼食に出かけていた。つまり”自宅→車”と”車→店”くらいの移動は、私が手を貸してあげたり、杖を突いたりで、何とかなっていた。
それが2年前頃だろうか、脚の痛みが悪化したようで、出かける機会がめっきり減った。毎週のスーパーへの食品買い出しは全て母に任せ、外食することもまれになった。それでも痛い脚を引きずりながら、家の中では動き回っており、食事は自分で用意できるし、トイレへも好きに行っていた。時折庭で転ぶことはあったし、お風呂は億劫であったようで、入浴はごく稀であったが。
今年の元日である、祖母の家と、私と母が暮らす家は、歩いて5分程離れているのだけれど、祖母から電話があり、立てなくなったとのこと。どうも脚の痛みもあるのだろうが、それ以上に立ち上がってみてもふにゃふにゃと力が抜けて歩けない、という様子である。
ただでさえ外出が疎らだったところに、この1年は新型コロナウイルス感染症の予防のため、祖母は本当に外出の機会がなかった。二月に一度の通院も極力電話診療にしていたし、あとは散髪くらいであったと思う。そうした生活が祖母の脚を弱らせたのか。もちろん、加齢の影響もあるだろう。
幸い、元よりお世話になっていたケアマネージャーさんに対応いただき、電動ベッドの貸与を受け、携帯のトイレを購入し、ヘルパーさんの訪問も増やすことができたので、何とかなっている。ベッドからすぐ隣の携帯トイレへは、自力で移動できているし、ベッドのふちに座って食事をとることもできる。春に向かって季候が良くなれば、また具合も変わるのではないかと、淡い期待を抱いている。
●2021年のこと
green spain(キッチンカー・東京都渋谷区)
唐突に、新年の抱負を考えてみたい。まず本業の仕事であるが、勤め先では多くの職員がジョブローテーションで3年ごとに異動するのが恒例であるが、3月末に現部署で丸3年となる私が異動になるかは五分五分のところである。現部署内に、年度末で昇格予定の方や、私よりも現部署が長い方などがいて、取り残される可能性も十分にあるのだ。いずれにしても、この3年間すごした部署では、あまり大きな顔触れの変更がなかった中で、この年度末は出るにせよ残るにせよ、大きな人間関係の変化が起こりそうな見込みである。
以前にも何度か書いたと思うが、私はなかなか仕事に馴染めなくて、やっと自信を持って仕事ができるようになったのが、現部署である。それだけにその人間関係が変わってしまうというのは、痛いのであるが、同時に越えなければいけない壁でもある。ずっと同じ環境ではいられない。精神疾患から復職した当初、人と話すことを大事にしていた。それを思い出して、またくだらない雑談でもいい、人と繋がることを意識して、年度末の出会いと別れを乗り越えたい。
仕事外では、昨年2020年に引き続いて、人と本にまつわる活動を行いたい。一箱古本市にも出店してみたいし、もっともっと読書会にも出てみたい。ここでもやはり、大事にしたいのは人との繋がりである。大好きな本を通して新たな友達と出会えたら素敵なことである。
よりプライベートな面では、新型コロナウイルス感染症の影響があるためなんとも言えないが、機会があればできるだけ人と会うようにしたい。元々人づきあいが苦手なので、ついつい社交が億劫になってしまうが、もし事態が落着いたら、できるだけそうした社交の場に足を運ぶようにしたい。それに生活を見直したい。睡眠時間や家事等。上記の通り、祖母のこともあったので、母に任せきりにしていた家のこと等、手を出さねばならない。後は健康面、運動をする。ジョギングにヨガ、筋トレ。